【2004/09/03】 クワトロに捧ぐ

リネとは関係ないけれど、今日は書かせて下さい。


クワトロに捧ぐ
 今朝4:00頃、寝入りばなに「ドンッ!」と大きな音がして、驚いて
 飛び起きてみると、床に力無く横たわる愛猫クワトロの姿が・・・
 心臓発作でキャットタワーから落ちた音だった。
 一生懸命に声をかけても反応が無くて、静かに天国へ旅立って行ったよ・・・


 先天性心疾患という重いハンデを背負って生まれてきたこの子と苦楽を共にして
 ちょうど4年と4ヶ月になる日の朝なのは何かの偶然なんだろうか・・・


 もう2年近く前になるのかな。
 日本獣医科学会の心臓外科の権威である茶屋ヶ坂動物病院(名古屋市内)の
 獣医師に診てもらった時に、
 「だいぶ進行してますね。いつ発作がきて(死んで)もおかしくない状態です。」
 と言われてから、心の準備はしていたつもりだったけど、やっぱりダメだね・・・
 未だに現実のこととして受け止められない自分が居る。

 
 その後も眠る気にもなれなくて、写真を見てたら涙が止まらないんだよ・・・
 もうおかしくなりそうで、泣きながらリネに逃げた。
 
 (2004/07/19撮影)

 
 クワトロ、おまえとは関東在住の時からの付き合いだったし、
 肉体的・精神的に辛い時には随分助けてくれたね。
 
 (2000/05/08撮影)

 
 一人でお留守番するのは可哀相だからと、美人のお嫁さんももらって、
 子供2匹と一家仲良く平和に暮らしてたのに・・・・
 突然だもんな・・・・


 一番年長なのに、クワトロが一番甘えん坊だったよね。
 リネしてるときも膝の上の特等席にはいつもお前が居て、ゴロゴロ喉を鳴らしてたね。


 俺は良い父親だったか?
 何か不満は無かったか?


 今になって、あれもしてあげたかった、これもしてあげたかった、って思うよ。
 でも、もう無理なんだよね・・・


 今できることを全てしてあげたくて、今日、ペット霊園で葬儀をあげてきました。


 家に帰ると真っ先に飛びついてきたクワトロ。
 でも今日はそれが無い。
 すべてに何かポッカリと大きな穴が開いたようで、改めて存在の大きさを感じる・・・
 4年半弱という短い一生だったけれど、せめて安らかに眠ってくれるといいな・・・

 
 クワトロが残してくれた子供たち、クワトロにできなかったことをしてあげようと思う。


 ありがとうね、クワトロ。本当にありがとう。